こんにちは。有限会社ワンピースです。
今回はライブカメラの動体検知録画機能についてお話しします。
まず、動体検知とは、読んで字のごとく【動いている物体を検知】する機能のことを言います。
また、動体検知録画とは、【動体を検知した瞬間に静止画または動画で撮影・記録】する機能を言いますが、動画の場合は動体検知前の数秒間まで録画してくれるタイプも最近ではよくあります。
動体検知の仕方は大きく分けて2種類あります。
【動体検知センサーで検知するタイプ】と【映像を解析して導体として認識するタイプです】
センサー型の代表格といえるカメラが【トレイルカメラ】と呼ばれるもので、主に野生動物の生態調査等に使用されています。
基本的に乾電池で動作するものがほとんどであり、配線の手間がなく設置が簡単なこと、夜間でも赤く光らないタイプの赤外線を搭載している製品もあることから、警察でも使われることがあります。
しかし、この野生下で使用されることの多いトレイルカメラの動体検知機能には決定的な欠陥があります。
それは、木々や葉っぱの揺らめきにも反応してしまうことです。
センサーの感度調整は出来ますが、範囲指定が出来ず、余計な場所の動体にも反応してしまい、結果として録画枚数がかさみ、目的の撮影画像を探すのに非常に手間がかかることになります。
ちなみに弊社でもSIMカード対応のトレイルカメラをよく使用しますが、主な用途は河川や橋りょうのインターバル定点撮影・配信です。
映像解析型に特化しているカメラが最近普及してきたAIカメラであり、主にIPカメラやネットワークカメラと呼ばれるものや、それらに対応したNVR(ネットワークビデオレコーダ、録画機)にその機能が搭載されています。
「AI」と聞くとなんだか難しいような気がして取っつきにくく思われるかもしれませんが、最近では家庭用カメラにも搭載されているものも多く、そのため設定は案外簡単だったりします。
このAIによる動体検知機能にも様々な種類があり、
・特定の動体(人や車)のみを録画するタイプ
・常時録画しておいて、録画画像を検索する際に特定の動体(人や車)を指定して絞り込んでくれるタイプ
・特定の進行方向のみに進む動体のみを録画するタイプ
・乗用車のみならずトラックやバイク等といったような区別をしてくれるタイプ
等々、目的に応じて多岐にわたり、この種類の豊富さがメリットといえるでしょう。
弊社でも少し前に車両種別を区別するタイプを試用してみましたが、思ったより高精度だったので早速1台購入しました。
またAIカメラのメリットはもう1つあります。
それは、検知したいエリアを指定できることです。
これにより、トレイルカメラで発生しがちな植物等の揺らめき等の影響をより一層受けにくくなります。
また、不要なエリアをマスキング(目隠し)することも出来、近隣住民のプライバシーに配慮することになるため、余計な揉め事を避ける効果も期待できます。
今回は動体検知録画機能について説明しましたが、特にAI搭載のネットワークカメラについては種類が豊富すぎて選べないといった悩みが生まれるかと思いますので、そういった方々は弊社にご相談してみてください。
有限会社ワンピース
住所:福島県会津若松市五月町192
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