火山性ガス検知器の取外しを行いました | 電気工事は福島の有限会社ワンピース | ブログ

こんばんは。有限会社ワンピースです。

今日は、県内を代表する観光道路にある、火山性ガス濃度測定設備の撤去作業を行いました。

毎春の再開通時期に取り付けて、冬期通行止め後に取り外して、また次の春に取り付けて……というサイクルを繰り返すのです。

冬期は積雪量がとんでもなく多く、それだけ雪の重さも増してしまい、設備が破損するおそれがあるためです。

そんな場所ですから、冷たい風が吹きすさび、粉雪が舞い、気温も0℃を下回るという、指先がかじかむような環境でしたが、事故なく無事に作業を終えることができました。

設備一式を会社に持ち帰ってから、当該設備の清掃作業を行いました。

4月から半年以上もの間、錆を発生させるようなガスが溜まる場所に置いていたものなので、雪で多少濡れただけでも、そのままにしてしまうと錆が発生してしまい、機器の劣化を引き起こしてしまうためです。

もちろんステンレス素材や溶融亜鉛メッキされた部材を使う等、一定の配慮はしているのですが、そうでない機器も搭載されているので、ただ撤去しただけでは懸念が残るのです。

また次年度も使用することが想定されるので、それまではなるべく劣化しないよう管理していきます。

今回は少し大仰な設備でしたが、弊社では様々なガスを対象にしたガス検知器メーカーさんと仲良くさせていただいているので、たとえば【工場内の有毒ガスや酸素濃度を測って、しきい値を上回ったり下回ったりしたときに警報を出したい】といったようなシステムを組んだりしましたので、気になっている方はご相談いただければと思います。